2023年5月19日(金)ドラマ「ペンディングトレインー8時23分、明日 君と」の第5話が放送されました。
第5話では、第4話の終わりに6号車の乗客に接触した白浜優斗(赤楚衛二)、萱島直哉(山田裕貴)、畑野紗枝(上白石萌歌)。
やはり加藤祥大(井之脇海)を刺したのは6号車の加古川辰巳(西垣匠)ということで、6号車の乗客に畑野紗枝が襲われるという、衝撃のラストに驚きの第5話でした。
またもや最後の数分で物語が大きく動いたドラマ『ペンディングトレイン』。
今回の第5話も、気になる伏線や疑問シーンがたくさんあったので、まとめて考察してみました。
ペントレ考察第5話|埋まっていた死体は誰⁉
畑野紗枝(上白石萌歌)と渡部玲奈(古川琴音)は樹海を歩く中で、死体が埋められているのを見つけました。
一体これは誰なのでしょうか?
第5話内のシーンをもとに考察してみました。
埋まっていた死体は、北千住駅事件の殺人犯?
第5話に登場したこの死体が金髪だったことで、以前から話題に上がっていた、北千住駅の殺人犯ではないかという声が多く上がりました。
殺人犯が乗っているという6号車、とても怖いなと思っていましたが、その殺人犯は死んでいる?
ということは、殺人犯を殺した人物がいるわけで…そう考えるとますます怖いですね。
しかし、この金髪男性は、本当に北千住駅で事件を起こした殺人犯なのでしょうか…?
殺人犯の情報として分かっているのは、20代〜30代の男性ということ。
埋まっている死体が映ったのは一瞬でしたが、よく見てみると…20代〜30代の男性には見えない…
毛量が20〜30代にしては少ないような気がします。感覚としては50〜60代くらいのように見えました。
埋まっていた死体は、5号車の乗客
この死体が埋まっているシーンを見た時、私は一瞬、5号車の乗客の方かと思ってしまいました。それがこの方⇩
なんとなく60代くらいのような感じ。
今回の第5話の乗客が映るシーンに度々大きく登場されていたので、印象が強く残っていただけかもしれません…ただ、なんとなく似ているような気がしませんか?
この後のシーンに映っていなかったので、少し気になってしまいました。
突然乗客の1人が消えていたら、気づきそうな気もしますし、この男性も金髪ではないので、埋まっていた死体の方ではない可能性が高いかもしれません。
そもそも死体を埋めたのは見つからないようにするためのはず…。
なのになぜあんな、開けた道みたいなところに埋めたのか…
話の進行上、奥まったところに埋めていると見つからないからということだとは思うのですが、少し違和感を感じてしまいました。
しかも、この道は5号車から6号車に向かう道の途中にあるよう…
その前には畑野、萱島、白浜の3人が6号車に行くのに使い、石等を探すために6号車から5号車に来たときにも通ったはずです。
なぜここにわざわざ埋めたのか、少し不自然のような気もしますね。
埋まっていた死体は、山本に逆らい見せしめに殺された人
この埋められた金髪男性は、リーダーの山本俊介(萩原聖人)に反抗した人物で、その際に殺された人ではないかという方も。
確かに、公式ホームページに公開された、第6話のあらすじを見てみると…
山本は、タイムワープ当日に起こった“事件”について語り始めて…。
と書いてありました。
5号車もタイムワープした初日、電車から離れた人たちが崖に落ちて亡くなったり、水や食料を求めて色々ありましたね。
そういえば6号車に乗っていた自動販売機の男性は、水が誰かに盗まれ探していて、5号車の乗客と出会いました。初日に水が盗まれるなどの事件があった?
6号車の乗客が山本さんの存在をもとに統率されているような、なんだか異様な印象を受けましたが…それは、タイムワープ当日にあった事件というのが大きく関係していそうです。
ただ、タイムワープ当日に殺され埋められたとすると、あの死体かなり時間が経っていることになります。
雨もふり、木々の鬱蒼とする樹海なので、腐敗は早そう…
しかし死体はまだ新しそうな感じがしました。
この死体、一体いつ埋められたものなのでしょうか?
ペントレ考察第5話|6号車の真の目的は?
なんとも信用できない6号車の乗客たち。
山本俊介(萩原聖人)は「元いた世界に帰る手がかりを知っている」ということで、船を見つけたことを明かしました。
タイムワープした世界は2060年で、荒廃の原因はスペースデブリは嘘⁉
第5話ではずっと謎に包まれていた、この世界がどこで、いつなのか、どうして荒廃してしまったのかというのが、明かされた回でもありました。
山本俊介たちはタイムワープした4日目に船を発見。
船舶免許を持っていたことで、たまたまカナダの山の中に無線が繋がり、とぎれとぎれに情報を得ることができたと明かします。
どうにか聞き取れた話しによると…
・今いる世界は2060年
・元の世界は2023年、その3年後の2026年に小惑星(隕石)の落下
・太平洋に直径およそ500mの隕石が落下し、日本のみならず、南北アメリカ、オーストラリアの沿岸都市に大洪水が発生。
・世界各地で群発地震が起き、さらに隕石の衝突で生じた粉塵が成層圏に到達し、日光が遮られ、作物が取れなくなってしまった。
・原因はスペースデブリ
・ある大型の小惑星探査機がデブリとぶつかり小惑星と衝突その起動をずらしたことがそもそものきっかけ
これは天災ではなく人災で、未来を知った自分たちがこの事実を伝え、2026年に起こる小惑星追突を阻止することが、タイムワープした自分たちがこの世界に着た理由で、使命だと語った6号車のリーダー山本。
なんだか理屈としては筋が通っていますし、本当のように思えるのですが…
怪しい…信じられないというコメントが殺到。
なぜ2026年に起きた出来事が、2023年のタイムリープと繋がったのか…
ずっと遭難信号を出し続けるとも言っていましたが、その電力は…?本当に救難信号出してる?
そもそも『カナダまで無線って飛ぶの?』と疑問に思う方も多くいました。
私もそんなに遠くまで届かないんじゃないのかな〜…と思ったので、調べてみると…
通達距離:空中線電力や昼夜の別によりますが、中波帯で約300km(さんびゃくキロメートル)、中短波帯で約500km。短波帯は数百~数千km、季節、時間帯等により電離層反射を利用した最適な周波数を選択することにより世界中との通信が可能です。
総務省HP「海上通信のシステム」より
なんと周波数によって世界中との通信が可能とのことでした。
しかし、とぎれとぎれに聞こえたにしては、内容が詳細部分までしっかりしすぎているとの声も。
これは、山本が乗客たちを一致団結させるための作り話し、嘘という声や、そもそも山本の会社もスペースデブリが大量発生する要因を作った人間の一人なのでは?という意見もありました。
また、山本は、6号車の乗客ではなく、2026年の隕石衝突の日から来た人間で、船に乗ってきたのでは?という方もいました。
そういえば、第3話で6号車の乗客の写真が映っていたシーンがあったので見てみましたが、
映ったのは一部分だけで不鮮明だったので、山本さんが乗客として初めから乗っていたのか、少し未来から来た人間なのかは、確証がもてませんでした。
6号車は山本による独裁政治状態
第4話の初登場から、存在がとても胡散臭い山本俊介(萩原聖人)ですが、やはり5号車と友好的な人物と見せかけているだけで、かなり腹黒そうな人間のようです。
ドラマ「ペンディングトレイン」の公式HPの相関図に、6号車の乗客の新しい情報が追記されていました。
追記されていたのは、4人。
白浜優斗(赤楚衛二)たちを6号車に導いた子ども、将くんの母親である梶原朱美(大後寿々花)
そこには、
6号車の乗客。息子・将と乗っていた電車が突如ペンディングされた。将を守るため、山本らの指示に従っている。
とありました。
どうやら息子の将くんの存在を盾に、山本たちに従うしかない状況になっている模様。
やはり、山本たちはなにかで6号車の乗客たちを従わせ、異様な統率力のある集団になっていそうです。
5号車の人たちとの関係性とは全く異なっていそうですね。
また、畑野紗枝(上白石萌歌)を襲った男性3人も相関図に追記されていました。
吾妻将太郎(三宅亮輔)、岬亨吾(金本勇利)、矢島樹(鈴之助)。
相関図の内容を見てみると、この矢島が先輩で、吾妻と岬を従えているようです。
中学時代から不良一直線で、自分の言うことを聞いてくれる人間を従わせていないと落ち着かない。典型的なお山の大将気質が抜けきらない男。生き延びるためなら、どんな手段もいとわないという考えで……
と書いているあたり、この人達が問題を起こしていそう…
山本さんたちがこの3人をコントロールできていないから問題が起こるというよりかは、山本さんがこの3人も使役しているような印象を受けたのは、私だけでしょうか…
山本が語った隕石の衝突は、周りの人をまとめるための嘘なのか…
6号車の事件、関係性が気になりますね。
ペントレ考察第5話|伏線・疑問シーンまとめ
ペンディングトレインでは、結構重要な情報が載った画面が一瞬だけ映ったり、気になる謎や、伏線シーンがいっぱい…
加古川辰巳(西垣匠)が加藤祥大(井之脇海)を刺したのは指示?
第3話の終わりに何者かによって刺された加藤祥大(井之脇海)ですが、第5話で、やはり刺したのは加古川辰巳(西垣匠)だということが分かりました。
誰か分からず、未来人かもと刺してしまったということですが、この理由に納得できないという方は多かったです。
6号車の人間はこの時代が2060年だと知っていました。
無線で他の国には生存者がいるということも知っていて、その次代の人間に会った時、いきなり刺したりするでしょうか…
個人的には、このリーダー山本が5号車の動向を探らせていて、
植物知識の高い加藤祥大(井之脇海)、もしくは一緒にいたリーダー格とも言える、萱島直哉(山田裕貴)、白浜優斗(赤楚衛二)を狙っていたのではないかと考察しています。
根拠シーンの詳しい考察はこちらから⇩
しかも加藤さんは死にかけたにも関わらず、こんな謝罪で許せるか…不信感が募りますね。
また未来人かもしれないと刺してしまったということで、すでにここで暮らしていた人(未来人)を殺してしまったことがあるのかもしれません。
どちらにしても、この死体はいつ埋められたものなのか分かれば、詳細も分かりそうです。
6号車は5号車の存在を前から知っていた⁉
気になったのが、白浜優斗(赤楚衛二)たちを招き入れた山本(萩原聖人)が言っていた言葉。
「みなさんと同じで初めは苦労しました…」
もちろん急にワープしてきたので初めは大変だっただろうというのは、推測できるはずですが、なんだか5号車の事情をある程度知っているような口ぶりが気になってしまいました。
そして山本(萩原聖人)から漂う胡散臭さ…
将くんから話を聞いて、もう一台車両がある、我々と同じように苦労している人がいると聞いて、お詫びに伺おうと思っていたところです。
将くんは罠に引っかかていたところ、見つかり、逃げてきたはず。しかもその罠の提案をしたのは田中弥一(杉本哲太)。
もう1台車両があるというのは分かるかもしれませんが、それが「はじめまして5号車の皆さん」というのは、なんだかおかしくないですか?
しかも、刺したのが5号車の人かどうかなんて、未来人の可能性も捨てきれないはず、5号車の人間を狙って刺した可能性は高まったのではないかと思います。
5号車の人間も支配しようとしていると考えるほうが自然な気もします。
加藤さんは刺されたのに、なぜそんなに動けるの?
第4話から話題になっていますが、加藤祥大(井之脇海)は刺され重傷を負ったにも関わらず、一命をとりとめ助かりました。
第5話では、刺されてからどれくらい日が経っているのか分かりませんが、おそらく刺された後、3日寝たきり、その後6号車の存在が分かった感じなので、1週間も経ってない…?
にも関わらず、他の乗客と一緒に動いていて、6号車付近にあった船の場所まで行くなど長距離の移動も可能ということで、驚異の回復力ですね。
森の中という環境に加え、5号車には6号車のようにお風呂もない中で細菌感染が起こらず、無事というのは、奇跡的な展開ですね。
桜の花びら劣化しないの?
第5話では、白浜優斗が畑野紗枝から落ちた花びらを拾い、タイムワープした日のことを語るというシーンがありました。
その花びらを見てみると、もう何日も経っているはずなのに、とても綺麗…
別に大切に保管していたわけでもなく、荷物に挟まっていた感じだったのに、茶色く変色したりすることもなく、こんなに綺麗に残るものでしょうか…
第1話からずっと話題になっていた「髭も伸びない、服も汚れない」ということもあり、時間の経過がいまいちわからない、現実的じゃないという声も多くあった印象です。
萱島達哉(池田優斗)が盗んだお金はどうなる?
乗客が行方不明になってしまった2023年の現代では、萱島直哉(山田裕貴)の弟:萱島達哉(池田優斗)が登場。
美容院オーナーの三島すみれ(山口紗弥加)の財布からお金を盗んでしまうシーンがありました。
一体このお金が後からどのように問題になってくるのか…
それにしても、罪を償って兄と頑張っていこうという弟は、また窃盗という罪を犯してしまい、それを知らず、弟を助けてやりたい・会いたいと、毎日懸命に生きている兄の直哉を思うと、なんだかとても悲しくなります。
萱島直哉と畑野紗枝がいい感じ
帰ったら、みんなでお好み焼き屋さんに行こうねと約束したその晩、直哉は現代に戻り、紗枝と再会し、美容院でお誘いを受けるという夢を見る。
その時の表情の変化が、もう畑野紗枝に惚れている!ということで、今後は、この二人の関係にも進展がありそうです。
小春妊娠説は確定?
第5話では5号車にも念願のお風呂ができました。
和真が入っている際に、一緒に入ろうよと誘った和真。
小春はお風呂に入ったのか分かりませんが、和真に何かを言いかける…
第4話に引き続き、お腹を隠しているシーンが多く、第4話では気持ち悪くなっちゃって…というシーンもあったことで、妊娠している可能性が少しずつ高まっています。
第1話で紗枝が抱いていたのはやはり和真と小春の子でしょうか…
なぜ赤ちゃんを抱いていたのが紗枝だったのかについては、未来で授かったからではないかという方もいました。
小春は妊娠しているのか、無事に出産できるのか、この妊娠が現代に戻れなくなる理由なのか…
今後の展開に注目ですね。
田中さんはスパイ
5号車から出た田中弥一はどうしているんだろうと思っていたら、とても怖いことになっていましたね。
藁人形の名前は「みーぽ」。
なぜ「みーぽ」という名前なのか分かりませんが、5号車の情報を6号車に流しているのは田中さんのようです。
引き続き、伏線捜索中です…。