藤島ジュリー社長の謝罪動画、書面回答が炎上している理由7選!なぜ記者会見ではないのか!

ジャニーズ問題

2023年5月14日(日)、ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子社長が、元所属タレントが生前の喜多川ジャニー前社長から性被害を受けていたと訴えている問題について、謝罪動画および書面回答を公開しました。

2023年5月14日の夜21時という遅い時間でしたが、「#ジャニーズ問題」というワードでもトレンド入り。

ヤフーニュースのコメント欄には6000件以上のコメントが寄せられ、多くの方の注目を集めたことが分かります。

動画が公開された後、書面が公開されました。

どちらも見た人からは、納得のいく説明ではなく、たくさんの意見やコメントが溢れ炎上。

藤島ジュリー社長の公開した謝罪動画や書面が炎上している理由とは?世間の反応やネットの声をまとめました。

また、なぜ記者会見ではなく動画配信・書面回答だったのか…調査しました。

目次

藤島ジュリー社長の謝罪動画、書面回答が炎上している理由!

2023年5月14日(日)、ジャニーズ事務所の公式HPに、『故ジャニー喜多川による性加害問題について当社の見解と対応』という題で、投稿がありました。

ジャニーズ問題

そこには、

当社創業者である故ジャニー喜多川による性加害問題につき、
大きな失望とご不安を与えてしまい、心よりお詫び申し上げます。
各方面から頂いておりますご質問に対して、また本件に関する事務所の見解及び
今後の対応について代表取締役社長の藤島ジュリーK.より、お答えさせていただきます。

という文の下に動画が…

https://twitter.com/Mog_to_marie/status/1657763059316969474?s=20

動画は約1分10秒。(動画内容文)

(深くお辞儀)
株式会社ジャニーズ事務所代表取締役社長藤島ジュリーでございます。
この度は創業者ジャニー喜多川の性加害問題について、世の中を大きくお騒がせしておりますことを心よりお詫び申し上げます。
(お辞儀)
何よりまず、被害を訴えられている方々に対して、深く深くお詫び申し上げます。
(お辞儀)
そして、関係者の方々、ファンの皆様に大きな失望とご不安を与えてしまいましたこと、重ねてお詫び申し上げます。
(お辞儀)
大変遅くなりましたが、各方面より頂いていた質問に対して、この後書面にて回答させていただきます。

という内容でした。

その後、ジャニーズ事務所は、これまでに寄せられた質問に対する見解と今後の対応について藤島ジュリーK.社長名の文書を公開しました。その内容についても多くのコメントが寄せられ、炎上しました。

炎上理由1:何に対する謝罪なの?

謝罪

藤島ジュリー社長が動画内で謝罪した内容は…

・創業者ジャニー喜多川の性加害問題について、世の中を大きくお騒がせしたこと。
・被害を訴えられている方々に対して…(なに?)
・関係者の方々、ファンの皆様に大きな失望とご不安を与えてしまったこと。

ジャニーズ事務所内で、所属していた元タレントが性被害にあったという内容は含まれていませんでした。

被害を訴えられている方々に対して…という言い回しは絶妙ですね。

「被害を受けた方々」という言い方ではなく、なんとも絶妙な言い回しに違和感を感じた方は多かったようです。

炎上理由2:会見が開かれていない、開かない理由がおかしい

会見を行わないことについても多くのコメントがありました。「なぜ会見を行わないのか?」

すぐに会見を行わなかったのは?
Q.なぜ、すぐに会見を行わなかったのか?

A.まずは事実を確認し、責任を持って対応すべきだと考えました。

個人のプライバシーにも関わる非常にデリケートかつセンシティブな問題であったため、カウンセラーや弁護士など専門家の協力を得ながら、声をあげられた方とのご対面、社内調査、具体的対応策についての協議等を慎重に進めておりましたことから、広く皆様にお伝えするまで時間が経ってしまいました。

対応が遅くなった点に関しまして、お詫びいたします。

そもそも現時点(2023年5月14日)でも会見は行われていないので、回答になっていないようにも思えます。

会社としての対応の遅さの理由を、”個人のプライバシーにも関わる非常にデリケートかつセンシティブな問題”として、被害者を盾にして逃げる卑怯さ。世界の犯罪史に残る少年レイプ事件を起こした会社の対応とは到底思えません。世界がこれで納得すると思っているのでしょうか。

忖度なしの質疑応答ありの会見したら良いのに。

という声がありました。

やはりその場で急に飛んでくる質問に答えるのは難しい、さらなる炎上を招くと考えているということでしょうか…

会見が行われていないことも不誠実な対応に見えている要因であると思われます。

炎上理由3:ジャニー喜多川の性加害については認めていない

ジャニー喜多川さんの性加害については、被害を受けたという元所属タレントが顔出しで告発するなどしていました。

カウアン・オカモトさんもその一人。

ニュースでも取り上げられていました。

これについてジャニーズ事務所は…

BBC報道 カウアン・オカモトさんの告発について
Q.BBCの番組報道、またカウアン・オカモトさんの告発について、どのように受け止めているのか?

A.事実であるとすれば、まず被害を訴えておられる方々に対してどのように向き合うべきか、また事務所の存続さえ問われる、極めて深刻な問題だと受け止めました。

あらためて事実確認をしっかりと行い、真摯に対応しなければならないと思いました。

告発は事実か?
Q.BBCの番組報道、またカウアン・オカモトさんの告発は事実か?

A.当然のことながら問題がなかったとは一切思っておりません。

加えて会社としても、私個人としても、そのような行為自体は決して許されることではないと考えております。

一方で、当事者であるジャニー喜多川に確認できない中で、私どもの方から個別の告発内容について「事実」と認める、認めないと一言で言い切ることは容易ではなく、さらには憶測による誹謗中傷等の二次被害についても慎重に配慮しなければならないことから、この点につきましてはどうかご理解いただきたく存じます。

とは言え、目の前に被害にあったと言われる方々がいらっしゃることを、私たちは大変重く、重く受け止めております。

結局、ジャニー喜多川さんによる性加害があったとは一切認めていません。

これが事実かどうか知りたい世間の人々からすると、この内容の書面回答で納得できる方はいないのではないでしょうか。

またジュリー社長はカウアン・オカモト氏と会ったということで、このように回答しています。

Q.カウアン・オカモト氏とは会ったのか?会ったのであれば何のために会ったのか?

A.お会いしました。

私が直接お会いして、長い時間お互いにお話をしました。

今後このようなことが二度と起こってはならない。

その為にも彼が声をあげられたということを深く理解しました。

一方でご本人以外の他人のプライバシーに関わる問題や、憶測を助長するようなご発言に関しては、私の見解をお伝えさせていただきました。

まだまだこれからではありますが、私たちが変わるきっかけを下さったと受け止めております。とのこと。

この対談に関しては、元ジャニーズJr.の歌手カウアン・オカモトさん(26)さんが5月13日の夜に自身のYouTubeチャンネルを更新し、語っています。

ジャニーズ事務所の藤島ジュリー代表取締役社長と2時間会って話をしたということでした。

また、カウアンさんは自身の性被害の告発後にジャニーズ事務所がタレントや関係者への聞き込みが行われている流れの中で「ジュリーさんとの対談」があったと説明。

対談はジュリーさんから話があったそう。

「ジュリーさんサイドからお話が来て。感覚的には(ジャニーズ)事務所というより、本当にジュリーさんから(話をしたいと)来た感じ」

「会ったことなかったし、“どんなふうに言われるんだろう”とかさ“どんな思いでいるんだろう”とかさ思ったわけよ」

 「正直、(ジュリーさんが)しゃべった瞬間に分かるんだろうなと。本当の思いを。もし何かウソをついたりとか、思ってないことを言ってきたらマジで嫌だなって思ってた」

と語り、ジュリー社長が性加害の張本人でないことを理解した上で、現在の事務所を束ねる立場として「本人からしてもつらいよね」と語ったカウアンさん。

「1番伝わったのは“本当に申し訳ない”っていう気持ち。自分は直接(性加害を)見てはいないけど、本当にあったんだとすれば本当に申し訳ないって」

と直接会った際の心境も明かしていました。

 「でも私にも守らなければいけないものがある」と打ち明けてきたジュリー社長

ジュリー社長の守らなければならないものとは何でしょうか…

父であるジャニー喜多川か、自身のことか、所属するタレントか、会社か…

正直なところ、性加害を全面的に認めた場合、いま活躍されているタレントさんが「そういうことされていたんだ…」と見られる可能性もあるかと思います。

この問題、突き詰めると今テレビに出ているジャニーズ系タレントさん達が
すべて「そういう事されてたんだ・・・」と想像されちゃう訳で・・・
発端はもう数十年前の事なんだけど、芸能界への影響力でテレビはダンマリだし、喜多川社長はワンマンで周囲は諫める事ができなかったのが原因。
その時にシッカリと対応してれば良かったんだけどねえ

カウアンさんはジュリー社長に対して、「厳しい意見も言った」と言います。

(ジュリー社長が)顔を出していないし、しゃべっていないじゃん。それは出した方がいいよって」と自身の意見として顔を出して会見なり動画で世間に伝えるべきだと進言したそう。

 動画の最後では「全部吐き出した方がいいよって。(ジャニーズ事務所の見解として)YouTube配信した方がいいよって。ふざけているわけではなくて、今の時代そうじゃん、隠せなくなった。記者会見すればって話もあるけど、リアルが届いた方がいいよね。例えば俺と(動画で)対談するとか」と提案していました。

今回の動画や書面での回答は、カウアンさんとの対談があってのものかもしれませんね。

炎上理由4:藤島ジュリー社長が性加害を知らなかった…はあり得ない!

ジャニーズ事務所が公開した書面には、

性加害を知らなかったのか?
Q.ジャニー喜多川氏の性加害を事務所、またジュリー社長は知らなかったのか?

A.知らなかったでは決してすまされない話だと思っておりますが、知りませんでした。

このことを説明する上では、当時のジャニーズ事務所がどのような意思決定で運営されていたかについて、ご説明する必要があると思います。

週刊文春から取材のあった1999年の時点で、私は取締役という立場ではありましたが、長らくジャニーズ事務所は、タレントのプロデュースをジャニー喜多川、会社運営の全権をメリー喜多川が担い、この二人だけであらゆることを決定していました。

情けないことに、この二人以外は私を含め、任された役割以外の会社管理・運営に対する発言は、できない状況でした。

また管轄外の現場で起きたことや、それに対してどのような指示が行われていたのか等も、そもそも全社で共有されることはなく、取締役会と呼べるようなものも開かれたことはありませんでした。

本件を含め、会社運営に関わるような重要な情報は、二人以外には知ることの出来ない状態が恒常化していました。

振り返るまでもなく、その状態は普通ではなかったと思います。

ただ、1962年の創業時からずっとこの体制で成長してきたこともあり、ジャニーとメリーの二人体制=ジャニーズ事務所であることを、所属する全員が当然のこととして受け入れてしまっていたように思います。

私自身その異常性に違和感を持つことができなかったわけで、ただただ情けなく、深く後悔しております。

以前からずっとあった、ジャニー喜多川さんによる性加害問題。

この「知らなかった」というコメントには、「衝撃」「知らないはビックリ」「あり得ない」など、批判が殺到していました。

しかも、全てはもう亡くなったジャニーさんとメリーさんのせいにしているかのような言い回しに、嫌悪感を感じた方は多かったようです。

https://twitter.com/5dh8MYMHo3DjG5x/status/1657724195391029249?s=20

敗訴時点で性加害の事実を認めなかったのか?
Q.2003年の週刊文春との高裁判決で敗訴しているが、その時点でもまだ、性加害の事実を認めなかったのか?また何も対策をしなかったのか?

A.この訴訟は、週刊文春の記事に対し「許しがたい虚偽である」とメリーが憤慨し、名誉毀損であるとしてジャニーズ事務所側が文藝春秋社らを訴えたものでしたが、その詳細については私には一切共有されておらず、恥ずかしながら今回の件が起こり、当時の裁判を担当した顧問弁護士に経緯確認するまで詳細を把握できておりませんでした。

あくまで私の推測ですが、メリー自身もジャニーの問題とされている行為に対しては、心の底から「やっているはずがない、ありえない」そう思っていたからこそ、自ら民事裁判で訴えに出たのだと思っております。

最終的に私どもが一部敗訴し、週刊文春の記事が名誉毀損とまでは言えないと判断されましたが、当時の裁判を担当した弁護士、裁判に関わった役員へのヒアリングによるとその時点でもジャニー本人は自らの加害を強く否定していたこともあり、結局メリー及び同弁護士から、ジャニーに対して「誤解されるようなことはしないように」と厳重注意をするにとどまったようです。

いずれにせよ私個人としては、取締役という立場でありながら、積極的にその責務を果たせなかった点について、大きな落ち度があったと考えております。

このまま性被害については、うやむやになかったことにされてしまうんじゃないか…と感じた方も多かった印象です。

炎上理由5:第三者委員会は設置しない

大きな注目を浴びていたジャニー喜多川さんによる性加害問題については、第三者委員会による調査を希望する声が多く上がり、署名活動も行われていました。

しかし、ジャニーズ事務所は第三者委員会の設置をしないことを公表。

これもまた炎上した理由の一つです。なぜ設置しないのかという理由については…

第三者委員会を設置しないのか?
Q.何故、第三者委員会を設置して徹底調査をしないのか?

A.当初よりこの問題は、社内のみで解決すべきではないとの観点で、第三者委員会の設置による実態の徹底究明のあり方についても、弁護士や外部の専門家・有識者を交えて検討いたしました

しかし調査段階で、本件でのヒアリングを望まない方々も対象となる可能性が大きいこと、ヒアリングを受ける方それぞれの状況や心理的負荷に対しては、外部の専門家からも十分注意し、慎重を期する必要があると指導を受けたこともあり、今回の問題については別の方法を選択するに至りました。

既に告発された方、また今後あらたな相談をご希望される方のために、外部のカウンセラーや有識者、弁護士や医師の指導のもと、相談をお受けする外部窓口を月内に設置致します。

相談者の秘匿性を守り、客観的にお話をお聞きするため、外部の専門家の協力を得る予定です。

ということでした。

もちろん被害にあった方にとって、その当時の嫌な記憶を思い起こすことはとても苦しいことだと思います。

しかし今回の場合、なかなか公にされないから、たくさんの人の被害がなかったことにされてしまうから、このままじゃ新たな被害者を生むんじゃないか…そんな気持ちで声をあげた人たちがいて、やっとここまで取り上げられるようになった問題です。

それを望まない人たちもいるから設置しないというのは、なんだか違うような気もします。

きちんと調査することがジャニーズ事務所のためではないかという意見も多くありました。

https://twitter.com/sho_0737/status/1657805828706177024?s=20

調査する気も、事実を明らかにする気もない…こんなことでジャニーズ事務所は大丈夫なんだろうか…

炎上理由6:辞任しない藤島ジュリー社長

ここまで大きな問題になっている喜多川ジャニーさんによる性加害問題。

ジャニーズ事務所の対応は遅く、内容も納得できる内容ではないことから、社長を辞めるべきではないかという声が多く上がっていますが、ジュリー社長は社長として続投することを公表しています。

自身の責任について問われた社長はこのようにコメントしています。

自身の経営責任は?
Q.ご自身の経営責任をどう考えているか?また責任がある場合どう責任を取るとお考えか?

A.責任はあったと考えております。

当時の私は、取締役とはいいながらも名ばかりとなっており、その職責を果たせていませんでした。

また本件については自らも積極的に知ろうとしたり、追求しなかったことについて責任があると考えております。

責任の取り方ですが、私が辞職する選択肢も考えました

ただ今すべきはこの問題から逃げることなく、被害を訴えてこられた方々に向き合うこと、さらにこれから先、二度と同様の問題が起こらないよう、既に着手し始めている経営改革、社内意識の抜本的改善をやり抜くことだと考えております。

あらゆる厳しいご意見も真摯に受け止め、所属しているタレントたちの今、そして未来への想いを尊重しながら対話を重ねていく、それが自分にできる責任の取り方だと考えております。

あらためまして心よりお詫び申し上げます。

これには

所属タレントさん達を全く守る気なくてびっくりしました。
SNSで憶測書かれたり誹謗中傷書かれたりを放置、一生社長職に居座る宣言。普通ならこのレベルの事態になったら社長職を辞任します。

なぜジュリー社長が続投なのか…そこに不満を感じている方も多い印象です。

炎上理由7:発表のタイミングに誠意を感じられない

日曜日の夜遅くという発表のタイミングにも不信感が募りました。

公表されたのは2023年4月14日の21時ころ。

日曜日夜発表というのが相変わらずのジャニーズ事務所の小狡いやり方だな、日曜日はニュース番組がサンデーステーションしかないから
事務所の体質はずっと変わることは無さそうだな

生放送もなくなった時間帯であることに加え、実は翌日の5月15日は休刊日でもあります。

休刊日とは、新聞社があらかじめ新聞の製作を行わないと定めている日。

これ以上の追求をされないようにするためでしょうか…

今回の動画配信と、書面回答により、ジャニーズ事務所が誠実に対応した、内容に納得したという印象はなく、さらにこの問題や、ジャニーズ事務所への不信感というのは、強まってしまったように感じます。

https://twitter.com/akari20art/status/1657797432640700417?s=20

つまり事実であると言うこと。
それを使い続け、この問題を報道規制状態で一切表に出さないTV局も含めて
非常に闇が深い。
過去にもこの疑惑は噂されていたのにもかかわらず、ずっと黙認してきているわけなので業界として周知の事実を隠してきたということになる。
ジャニーズ事務所だけの問題ではなくメディア全体として腐りきっているというのが浮き彫りになったといえる。

はたして、性加害があったことは事実なのか、事実が明らかにされることはあるのか、事務所の対応は…?

今後の動向に注目ですね。

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