毎年その年の有名曲や、活躍したアーティストが多く出演する「第73回紅白歌合戦2022年」が、2022年12月31日(土)に放送されることが決まりました。
今年で73回目になる紅白歌合戦ですが、毎年なんだかんだと言われつつも、年末の恒例行事であり、冬の風物詩として定着、注目を浴びています。
今回は、国内の各音楽チャートで軒並み1位を獲得し、いまや100冠を達成した大ヒット曲「新時代」に注目。
・大ヒット曲「新時代」を歌っているAdoの紅白歌合戦出演はあるのか
・出演するとしたら、ウタとして出るのか初の顔出しか
Adoさんが紅白歌合戦出場の可能性が高い3つの理由と、顔出しNGと言われているAdoさんの出演がどのような形で叶うのか、などを予想していきたいと思います。
Adoが2022年紅白歌合戦に出場する可能性が高い3つの理由
主題歌・劇中歌を担当した「ONE PIECE FILM RED」が大ヒットしたから
Adoさんは今年、映画「ONE PIECE FILM RED」の主題歌・劇中歌を務め、2022年8月6日に公開された映画は72日間で興行収入171億円を突破しました。
これはシリーズ最高記録を続々と塗り替える、ものすごい記録です。
本作は人気キャラの1人でもある赤髪のシャンクスの娘:ウタにスポットをあてたストーリーで、Adoさんはウタの歌唱キャストを務めています。
また、この映画を機にこんなことが起こりました。
以下は音楽チャート「ビルボードジャパンHot100」の8月24日付のランキングです。
1位:新時代(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
3位:私は最強(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
4位:逆光(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
5位:ウタカタララバイ(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
6位:Tot Musica(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
10位:風のゆくえ(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
12位:世界のつづき(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
31位:ビンクスの酒(ウタ from ONE PIECE FILM RED)
驚くべきは、これら8曲を歌っているのはすべてAdoだという事実。
Adoさんの歌う、同映画の主役級キャラクターである歌姫「ウタ」の歌う楽曲が軒並みヒットしたのです。
9月1日には、『新時代』が、Apple Musicの「トップ100:グローバル」において、日本の楽曲として初めて1位を獲得したとも報じられました。
ここまで世間を賑わせた、誰もが知る大ヒット曲を、国民的人気番組である紅白歌合戦で放送しないことなどあり得るのでしょうか。
紅白歌合戦の出場歌手の選考ポイントは例年どおり、(1)今年の活躍(2)世論の支持、(3)番組の企画・演出の3つの点を中心に、「データを参考資料として検討のうえ、総合的に判断」されるとされています。
Adoであれば選考基準を満たし、NHKが懸念している若者の視聴離れにも効果的なのではないかと思われます。
NHKが現在Adoさんに交渉しているから
Adoさんの紅白歌合戦への出演が濃厚な理由は、実際に「NHK側が現在直接Adoさんに出場を交渉している」ということを公表しているからです。
一昨年に「うっせぇわ」ですい星のごとく現れ、それからもヒットを重ねた。今年も映画「ONE PIECE FILM RED」の主題歌「新時代」が空前の大ヒット、。前出関係者は「紅白側も本気でAdo側と交渉を進めていますと語る。」
東スポwebより
これは期待が高まりますね。
NHK側がどのように交渉を行っていて、Adoさんがどのように対応されているのかは分かりませんが、ぜひ実現してほしいものです。
Adoの紅白出場への声が高まっているから
映画「ONE PIECE FILM RED」のウタが歌う『新時代』は最近、2022年11月3日にも大きく話題になりました。
2022年11月3日に歌姫・ウタが、“国立競技場”で代表曲「新時代」を披露したLIVE映像が3日、作品公式YouTubeチャンネルにて公開されたのです。
一夜限りのスペシャルステージとして行われたこのライブは、開催場所を当日までシークレットで、ヒントは「新たな時代のはじまり」を象徴する“とある場所”、「スタート地点」、そして「0」と告知されていた。
そして3日午後8時よりLIVEがスタートすると歌唱パートを演じるAdoの迫力ある歌声をはじめ、新時代にふさわしい会場に響き渡る、ウタの新パフォーマンスを見ることができたのです。
ライブ自体は4分ほどのものでしたが、同時視聴者は約10万人!
ファンからは「まじでリアルライブやってくれー!」「ウタちゃんの新時代聴けて満足!」「真上から見下ろすアングルが好き」「鳥肌だよ…ウタ最高!」「紅白出て!」など、たくさんの声が届きました。
その後もAdoの紅白歌合戦への出演に期待が高まっています。
Adoは紅白歌合戦にウタで登場か
Adoの紅白歌合戦の出演が決まった場合、気になるのは、どのような出演になるかではないでしょうか?
Adoさんは、顔出しNGで本人の顔を公開していないことで有名です。
今までの紅白歌合戦出場者を見てみても、顔出しNGのアーティストが顔出ししないまま出演できていることを考えると、ウタとしての出演は、Adoの顔を晒すことなくできる最高の演出であると言えるでしょう。
Adoの初の顔出しが紅白歌合戦になる可能性も
顔出しNGでウタとしての出演ではなく、Adoさんが紅白歌合戦に出演する際は、初めて顔を出して登場するのではないかと言う意見もあります。
それはなぜか。
理由1:ワンマンライブで顔出ししていたから
2022年4月4日にZeppダイバーシティ東京で、初のワンマンライブである「喜劇」が公演されました。
そのライブに参加できたのは、1stアルバム「狂言」を購入した人たちの中で当選した800人だけ。
倍率はなんと100倍以上だと言われています。
公演中はAdoさんと思われる人物が透明な箱に入っていたり、顔が見えないように演出されていて素顔を確認することができないようになっていました。
そのまま終わるかと思われましたが終盤にはなんと、サプライズとしてファンの前に姿を現しました。
今までシルエットでしか確認できなかったAdoさんの姿にファンは大興奮だったそうです。
顔出しNGとされているAdoが一切顔出しせず、過ごしてきたかというとそういうわけでもなく、ライブ等で明かされていることを考えると、公の場で顔を出して歌う日も近いのかもしれませんね。
海外デビューが決まっているから
歌手のAdoが20歳の誕生日を迎えた2022年10月24日に、全米本格進出に向けてユニバーサルミュージックグループ傘下の米名門音楽レーベル「ゲフィン・レコード」とパートナーシップを締結したことが話題になりました。
ゲフィン・レコードは、1980年に米国で創立された老舗音楽レーベル。ロック、ラップ、R&B、ポップ、オルタナティブなど、幅広い音楽ジャンルでチャート上位のアーティストを育成・輩出する音楽界の一大勢力になっている。
海外デビューが決まっているAdoが、顔出しのまま活動を続けていくのかは注目すべきところです。
また、顔出しNGだった理由の1つに年齢の問題もありました。
デビュー当時彼女は高校生だったからです。
20歳を迎えたことも、全米デビューも控えた彼女が心機一転顔出しで世界に挑んでいくというのは、可能性として十分有り得る話だと考えられます。
Adoの紅白歌合戦出場はスケジュール的に難しい?
ただ一方で、スケジュール的にAdoの出場は難しいのではないかという指摘もあります。
なぜかというと、年末最後の4日間に開催される大型フェス『COUNTDOWN JAPAN』(CDJ)に、Adoの出演が決定していることが発表されたからです。
ここで気になるのは、彼女が『COUNTDOWN JAPAN』の出演と同時に『紅白歌合戦』(NHK)へ出演できるのかということ。
10月25日に公開されたフェスの日程表によると、Adoの出演は12月30日。
つまりスケジュール的には、「紅白」への出演も十分に考えられることになります。
重要になってくるのは、「紅白」のリハーサルを踏まえた上でスケジュールを調整できるのかといった点かもしれません…。
まとめ
今回は数々の大ヒット曲に携わってきたAdoが、「第73回紅白歌合戦2022年」に出演するのかどうか見てきました。
実績や世間に与えた効果を見れば、出演の可能性はかなり高く、どのような演出で登場するのか期待は大きくなるばかりです。
ただスケジュール的にかなりキツイものになるかもしれないので、もちろんAdoさんの登場を待ち望んでいますが、体を大切に無理せず過ごしてほしいというの本心。
とはいえ、もしもAdoが「紅白」に出場するなら、大きな話題となるはず。
アメリカのレコード会社と契約を結び、世界的アーティストへの一歩を踏み出しているAdo。『紅白』へ出場するチャンスがあるとしたら、今年のようにも思えます。
出演者の発表が楽しみですね♡