俳優の加治将樹さんの昔(若い頃)と現在の姿が『違いすぎて、もはや別人⁉』ということで、加治将樹さんについて調べてみました。
ちなみに2023年6月時点の加治将樹さんの姿がこちら。
こちらは2023年に放送されたドラマ「ペンディングトレイン」の第7話に登場した加治将樹さんの画像なんですが、
デビュー当時の画像は、もっと痩せていてイケメンなんだとか…!
なぜ太ったのかその理由が衝撃的だということで、太った原因についても調べてみました。
加治将樹の若い頃が痩せててイケメンで現在と別人⁉
加治将樹さんは、1988年1月29日生まれ、現在35歳のワタナベエンターテインメントに所属する俳優さんです。
加治将樹さんが芸能界に入るきっかけになったのは、2004年頃、16歳の高校生の時に新聞に載っていたワタナベエンターテインメントの俳優集団「D-BOYS」のオーディションを受けて合格したこと。
当時の加治将樹さんの画像がこちらです。(右端に映っているのが加治将樹さん)
爽やかイケメン!
その後、「テニスの王子様」の桃城武役に抜擢されたことで、本格的にデビューを果たしました。
現在の姿と比較してみると、その姿はもはや別人です…。
調べてみると、加治将樹さんの体型が大きく変わったのは、2014年頃でした。
太る直前の加治さん⇩
その2ヶ月後の加治さんは、体型がかなり変わって太っています。
その後、2015年になるとまた痩せてダンディな印象に。
そして2016年の舞台「お気に召すまま」に出演した際の加治将樹さんがこちら⇩
またふくよかな体型に変化しています。
このあとから加治将樹さんは痩せることなく、太った体型を現在まで維持されているようです。(2023年6月時点)
加治将樹の太った理由が衝撃的でヤバい!
加治将樹さんの容姿の変化を追ってみると、太ったり、痩せたり、また太ったり…
なぜこのように大きな体型の変化があったのでしょうか?
加治将樹が太ったきっかけは森谷雄監督!
加治将樹さんが2014年に急激に太ったのは、映画「サムライフ」の役柄と、森谷雄(もりたにたけし)監督がきっかけでした。
2015年2月から公開された映画「サムライフ」で、加治将樹さんの演じるケンジ役は、実在の方をモデルにした役で、体格がよくおおらかなムードメーカー的キャラクター。
そこで監督から「太ってくれないか」と言われたそうです。
その時のことについて、加治将樹さんはインタビュー記事でこのように答えています。
以前からお世話になっている監督さんでしたし、やる以上はやれるだけのことをやろうと思って、約1カ月半で72キロから93~94キロまで増やしました。とにかく食べられるだけ食べてお腹が空いている時間がない毎日でした。
まず朝は牛丼2杯からスタート。お昼はハンバーガーとピザ。夜はほぼ毎日お酒を飲んで、飲んだ後に必ずシメでラーメンとチャーハンを食べる。そして、すぐに寝る。その毎日でしたね。これはね、きつかったです(笑)。
急激に太ったのは、役作りのためだったんですね。
約1ヶ月半で70kg台から、90kg台に20kg以上の増量というのは簡単なことではなかったはず…。
朝は牛丼2杯、昼はハンバーガーとピザ。夜はほぼ毎日お酒を飲んで、シメでラーメンとチャーハン…そして、すぐに寝る…。
食生活としては身体に悪そうなので加治さんの健康が心配ですが…、役作りのためとはいえ太るのもとても大変そうですね…
太ることを依頼された一カ月半後、スタッフさんやキャストの方々と会った際には、周りの人はみんなものすごく驚いてくれたそう。
少し体のラインが丸くなるくらいかと思っていたのが、完全に体型が変わっていたので「すごいな」と。やって良かったと思ったそうです。
実は、加治将樹さん自身としても、すごくしっくりきたんだとか。
もともと、自分の中で全く個性がないなと思っていたという加治さん。
「オレの面白いところってなんだろう」という思いをずっと持っていたのが、周りの方々からも「そっちの方が面白いよ」とたくさん言ってもらったこともあり、「太ったことで満たされた」とも語っています。
しかし、映画「サムライフ」の撮影後、また2カ月ほどかけて体を絞って元に戻したところ、「何もなくなっちゃったな」という感覚になったんだとか。
太ってすぐまた痩せたのは、そういうことだったんですね。
太っていた体型が自分に合っていると再確認した加治さんは、「やっと方向性が見いだせたというか、自分が動くべき方向性を見えた」と明かしています。
加治将樹が明かす「太ったことで変わったこと」
太った体型を1つの個性として、自分の売りとしてやっていくと決めた加治将樹さん。
通常体重は100kgでキープしているということで、無理して食べるというようなことではなく、ランニングとトレーニングを欠かさずにやりながら、体型を維持しているようです。
もともと痩せていて爽やかイケメン!という印象だった加治将樹さん、太ったことで周りにも変化があったそう…
1、ものすごく柔らかい人という印象を持ってもらったことで、コミュニケーションが取りやすくなった。
確かにふくよかになった加治将樹さんは、見た目から優しそうな柔らかい印象になりました。
所属事務所に掲載されている画像も、柔らかい笑顔が素敵ですね。
加治さんも「親しみをもって接してくださるので、こちらもそこにスッと入っていける。」と語っていました。
また、家のクローゼットに細身のジャケットなどもたくさんあったそうですが、「ほぼオーバーオールになりました(笑)。」とのこと。
20kg以上も体重が違えば、服装もガラッと変わりますよね!
2、自分のやりたいことをできるようになった
加治将樹さんは、16歳で「D-BOYS」に入り、舞台「ミュージカル テニスの王子様」に出演。
最初はすごく順調で、ファンの方もいて、ワーキャー言ってもらえて、その上、出演料までもらえる…
なんて素敵なお仕事なんだ!と思っていたそう。
しかしその後は、テレビも舞台もお仕事がなかなか入らず、お金もなくなっていくという状態に、「本物を追求しないといけない」という思いが強く出てきたと語っていました。
そこで出会ったのが映画「サムライフ」だったんですね。
太ったことで演じた役は、加治将樹さんの元々自分がやりたかったものでもあったらしく、その後も嬉しさと充実感をすごく得ることにもなっていったそう。
加治将樹さんがインタビュー記事で、こんなふうに語っていました⇩
自分がこの仕事をしている根本にあるものは「人の命を救いたい」ということなんです。
そう言うと、すごく大きな話に聞こえてしまいますけど、僕を見て「こんなやつも頑張ってるんだ」とか「面白いやつもいるんだな」とか前向きな気持ちになってもらえないか。何かがフックになって「もう少し生きてみよう」という気持ちになってもらえないか。それが一番強い思いなんです。
そこを目指しているので、今の僕の在りようというのは自分がやりたいことに以前よりフィットしていると感じています。
yahooニュースより
ふくよかな体型は、俳優としての自分の最もやりたかったことに出会った大きな転機になったんですね。
3、ワーキャー言われなくなった。
「テニスの王子様」の桃城武役でデビューした際には、周りの人もたくさん「ワー!キャー!」と言ってくれていたものの、太ってからは言われなくなりましたと語った加治将樹さん。
正直、私も昔の加治さんと現在の加治さんが、同一人物だと知りませんでした…
ただ「自分にとってどちらが幸せか」といったら、以前よりも、自分が思っていることを表現できている今の方が幸せだと思っています。と加治将樹さんは語っています。
イケメン俳優から、約100キロの体型に行きつくまでには、たくさんの葛藤と覚悟があったんですね。
まとめ
加治将樹さんの若い頃が痩せててイケメン!というのは本当で、もはや別人レベルの変化でした。
また太った理由・きっかけは、出演した映画「サムライフ」で監督の要望もあり、演じるケンジに似せるための役作りによるもの。
しかしこの大幅な体重の増加によって、体型が大きく変わったことで、自分の面白みや魅力を見出した加治将樹さんは、それからずっと100kgの体重をキープし、俳優として活躍されています。
演技力・表現力の評判も、とても良い加治将樹さん。
名脇役、無くてはならない存在となっている加治将樹さんの今後の活躍にも注目ですね!