オリックス・バファローズ所属のプロ野球選手、山崎颯一郎選手が「吹田の主婦」と呼ばれていると話題になっています。
山崎颯一郎選手が、WBCに広島・栗林良吏投手に代わりに追加招集が決まった2023年3月13日には、「吹田の主婦」がトレンド入りする事態にもなりました。
そんな「吹田の主婦」の生みの親は杉本裕太郎選手だったということで、今回は、
・山崎選手はなぜ「吹田の主婦」と呼ばれているのか
・吹田の主婦の生みの親は杉本裕太郎選手だった⁉
について、その経緯を時系列でまとめてみました。
なぜ山崎颯一郎は「吹田の主婦」と呼ばれているのか
山崎颯一郎選手が「吹田の主婦」という名で呼ばれるようになったのは、2020年のオリックスのファンフェスタの時から。
2020年12月5日、オリックスの「ファンフェスタ2020」がオンラインで行われ、山本由伸(やまもとよしのぶ)投手が、頓宮裕真(とんぐうゆうま)捕手と料理対決をしていました。
山本由伸選手は「あまり料理はしないです。高校時代は(包丁を)一回も触っていないので」と話していましたが、エプロン姿になって丁寧な包丁使いで食材を調理。
カキやカニ、エビを使った「海鮮鍋」を完成させました。
一方、頓宮裕真選手は、野菜やキノコをふんだんに使った「カレー鍋」で勝負。
その審査員として登場したのが、山崎颯一郎選手の扮した「吹田の主婦」でした。
しかも、審査員として登場したのは、山崎選手だけでなく、他にも
パティシエに扮した杉本裕太郎外野手や、
和菓子の巨匠姿の近藤大亮投手が登場しました。
この中でも、山崎颯一郎選手の素肌にエプロン、三角巾姿という「吹田の主婦」は特にインパクトがすごいですね。
登場した3人の審査員は、手際、見栄え、味で評価。
両者ともに「うまい!」「素晴らしい!」と高評価の声が上がり、結果的には山本選手がが5対4で勝利しました。
「吹田の主婦」の生みの親は杉本裕太郎選手
山崎颯一郎選手が呼ばれている、「吹田の主婦」の「吹田」というのは「すいた」と読みます。
大阪の市の名前です。
じゃあ山崎選手は、大阪の吹田市出身なのか…と思われた方もいたかと思いますが、山崎選手は、石川県加賀市出身。
しかも、その名前がついた当時は、吹田に一度も行ったこともなければ、吹田の場所すら知らなかったんだとか。
ますます深める謎…笑
調べてみると、「吹田の主婦」という名前も、素肌にエプロン、三角巾という格好を生み出したのも、神戸のパティシエに扮していた『杉本裕太郎選手』でした。
杉本選手がイベントで着る服を探しに行った際、自分のパティシエの服を買った後に山崎颯一郎選手にエプロンを着せることを思いついたそう。
山崎颯一郎選手は『料理教室のてい』で行かされたようです。笑
「吹田の主婦」というのも杉本選手からの提案で、「神戸」のパティシエ、「京都」の和菓子職人、に関連のある名前として大阪にある「吹田」の名前がつけられたと言われています。
吹田の主婦に、すいたんが手紙を送付
ちなみに、「吹田の主婦」として登場した山崎選手自身は、吹田に一度も行ったこともなければ、吹田の場所すら知りませんでしたが、
それを知った「吹田」のマスコットキャラクター「すいたん」から、手紙を貰っていました。
その手紙には、
吹田のことを話題にしてくれて、ありがとうございますいたん♪
エプロン姿がとっても素敵だけど、寒くないのかちょっと心配
ところで吹田に来たことがないって本当?
いつかゼッタイ遊びに来てね!
すいたんより
と書かれていました。
そして、2023年になってようやく球団YouTubeの企画にて吹田への初訪問が実現、後藤圭二市長やマスコット「すいたん」との競演を果たしたということです。笑
すいたんは、山崎選手にお揃いの「SUITA」と描かれたエプロンを贈ったそうで、
自身のtwitterにも、山崎選手に会えたことを投稿していました。
杉本裕太郎選手の思いつきから始まった「吹田の主婦」ですが、山崎颯一郎選手や吹田市、すいたんの知名度の上昇にも一役買っているようですね。
ちなみに大人気となった「吹田の主婦」。
グッズの販売もされています。
鍛え上げられた逆三角形の肉体と、その身体に不釣り合いな裸エプロン姿のインパクトが強烈だったために、ファンの脳裏に焼き付き「吹田の主婦」というイメージが定着した、山崎颯一郎選手。
鍛え上げられた肉体美にファンも「豪腕主婦」「筋肉えぐい」「食材切るより、握り潰してそう」「優勝」「セクシーすぎます」と多くの声が届いています。