2023年3月11日。ドラマ「大病院占拠」の第9話が放送されました。
最終回まであと1話。
しかし今までの1話から9話までを振り返ってみると、意外にもまだ明らかになっていない伏線シーンや気になるシーンがあるんです。
っというわけで今回は残された伏線シーンまとめ、次回予告のシーンなども含めて最終回の展開を予想、考察していきたいと思います。
大病院占拠考察|残された伏線シーンから最終回の展開を徹底予想!
いままで第1話の放送から気になるシーンや伏線シーンをまとめてきましたが、未だに明かされていないシーンをまとめてみました。
立てこもり事件の犯人と被害者の会話全文(第1話)
武蔵三郎(櫻井翔)が心療内科に通い、警察官を休職するキッカケとなったガソリンスタンドの立てこもり事件。
ガソリンスタンドに5人の客を人質を取り、立てこもったのは60代男性で、素性や立てこもった動機については分からないとされていました。
しかし、字幕付きで見てみると男性は「尾張」、女性は「直美」との表記が。
立てこもっている男性(尾張)がカッターナイフを女性(直美)の首に突きつけているシーンでは、SIS管理官の和泉さくら(ソニン)と武蔵の会話についつい意識がいってしまいがちですが、男性の会話に集中してみると、なんだか違和感を感じます。
男性(尾張):「言ってみろ!え⁉」
女性(直美):「知らないです!ホントに本当に知らないんです」
男性(尾張):「何があったんだ、言ってみろ!」
女性(直美):「知らないんです」「本当なんです…」
男性(尾張):「返してくれよ、返してくれよ、頼むから!」
女性(直美):「助けて!」
男性(床に座っている人質の1人):
「ふざけるな!」
男性(尾張):「いいのか!殺されてもいいのか⁉」
女性(直美):「助けてください!お願いします!」
どうやら立てこもり犯の尾張は、何かを奪われ、それを返せと言い、本当の事実を明らかにしたい様子です。
男性(尾張):「おい本当のことを言えよ!」
女性(直美):「助けて、お願いです…」
男性(尾張):「本当のことが言えないのか!」
女性(直美):「本当なんです、嘘じゃないんです、信じてください!」
武蔵に撃たれる直前、「何を隠しているんだ〜!」と言いながら、男性はカッターナイフを振りかぶったことで、武蔵は発砲に至りました。
尾張が返してほしいと言っていたのは、唯一遺体の見つからなかった山城琴音の身体のことでしょうか…
気になるのが、この「直美」という女性が何者かというところですよね。
この女性、よく見てみると身につけている装飾品が高そうな感じです。
っということはお金持ち?
第1話で長門知事が「北見議員もこの病院を気にかけていた」と言っていましたが、その北見議員ではないかと思っています。
他にも事情を知っている播磨院長の奥さんでは?という方もいました。
ガソリンスタンド事件で武蔵に撃たれたのは青鬼の里親
ガソリンスタンド立てこもり事件で武蔵三郎に撃たれた男性の名前は尾張耕太郎であることが分かっていました。
そして、ドラマ「大病院占拠」のHPの動画の中で、少しずつ明かされていた文字が第9話の放送後完成したことで、尾張耕太郎は、青鬼である大和耕一の里親であったことが判明。
第9話で、「あの男(武蔵三郎)が私を鬼にした」と青鬼が言っていましたが、それは里親である尾張耕太郎を武蔵が撃ち、結果的に死んでしまったからだということが分かります。
山城琴音は尾張の里子だった?
青鬼の大和耕一が尾張の里子だったということが分かりましたが、里子といえば、山城琴音も親がおらず「幼少期に里子に出される」という表記がありました。
2022年12月20日に記載事項が修正されデータが改ざんされていたのは、ハイドラウイルスに感染し、そのウイルスの被検体として冷凍保存されていたからでしたね…。
また次回予告内で、幼い子供が手を繋ぐシーンがありました。
右の男の子は青鬼:大和耕一だとすると、左の女の子は山城琴音でしょうか…
二人共が尾張耕太郎の里子だった可能性もありますが、同じ養護施設で育ったという回想シーンである可能性もありますね。
ガソリンスタンドの立てこもり事件を撮影していたのは因幡?
1話から気になったのが、因幡由衣(明日海りお)が腕にしていた時計でした。
ガソリンスタンドの立てこもり事件の際、動画を撮っていた人が気になりよく見てみると、灰色のようなバンドのスマートウォッチをつけています。
これ、駐車場で時計を確認していた因幡さんが持っていたものによく似ているんですよね…
鬼からのメールでおびき寄せられた因幡さん、ガソリンスタンドの事件を撮影していたのは因幡由衣さんなのでしょうか…
因幡由衣の罪とアップしようとした動画
因幡由衣(明日海りお)は、第1話の段階では250万人のフォロワーのいた動画配信者です。
第6話では、因幡さんは3年前まで新聞記者で、政治家の汚職を暴こうとしたところ、圧力をかけられて退職させられたという過去が判明しました。
その後、「イナバウワーチャンネル」の視聴者は、「百鬼夜行ちゃんねる」へと流入し、鬼たちに利用されたような形になるわけですが、因幡さんが「撮った動画を全部アップして!」という言葉を鬼は「視聴者に殺人を見せるのか」と静止させました。
因幡さんは、バレるとまずい、鬼たちにとって都合の悪い動画を握っている?
っとなると、病院内にたくさんの爆弾を仕掛けられていたことでしょうか…
爆弾は何のために仕掛けられているのか考えてみましたが、病院に危険なハイドラウイルスがあるなら病院を爆破させることは、そのウイルスを拡散することになる?
それを条件に警察の動きを封じるのが目的だった?
あとは、侵入してきた警察官たちを爆破させるためのもの?というところでしょうか…
院長:播磨と秘書:カナが甲斐正美を殺害した駐車場に誰かいる!(第4話)
第4話では甲斐正美を殺したのは、石見カナだったことが明らかになりました。
しかしよく見ると、甲斐正美が逃げるのを播磨院長が追いかけたシーンに、人影が!
停止して、よく見てみると…
やっぱり誰かいる〜!
しかしこの人物この数秒後のシーンでは映っていません。
一体これは誰なのか…作成側のミスなのか…
最終回の展開に関わってくるのか気になりますね。
和泉管理官の旦那さんって…(第5話)
第5話で佐渡先生の緊急オペのために、手術経験のある医師または看護師を1名要求された警察側。
和泉管理官(ソニン)は、淡路れいな巡査(二宮郁)を指名しました。
捜査本部に向かうまでの間の2人の会話がこちら⇩
和泉管理官:鬼の要求を聞いて、あなたの顔が浮かんだ。
淡路れいな:ご主人にはお世話になりました。素晴らしい方でした。
「素晴らしい方でした」という過去形の物言いに、なんだか引っかかりますね。
和泉管理官の旦那さんは亡くなっているのでしょうか…
また第9話で知事がウイルスのワクチン開発のため秘密裏に進めていたP2計画が明らかにされていた際、和泉管理官の様子がおかしいシーンがありました。
旦那さんはステルウイルスによって亡くなっている?
それとも多くの人間を救うために、1人の人間を犠牲にするという部分についてでしょうか…
丹波が言っていた3年前のことも気になります。
おそらく3年前の事件で、多くの人間の命か、夫の命か選ばなければならなくなった和泉管理官は、旦那さんの命ではなく、多くの人間の命を救うための選択をしたことで夫を亡くしたのではないかと筆者は考察しています。
プレミアムパナケイア号で感染、蔓延したステルウイルスって何?
播磨院長の告白により明かされた「P2計画」の頭文字にもなった、プレミアムパナケイア号。
そこで感染、蔓延したというステルウイルスというのは何なのでしょうか。
一瞬映し出された、ステルウイルスに関する記事がこちら⇩
この記事の日付は2020年2月21日。
内容を簡単にまとめると…
・国内で初めてステルウイルス感染症による死亡者が確認されたのは、2020年1月21日で、全国の死者数は1ヶ月で3000人を超えた。
・国内初の死者が確認されたのが、このプレミアムパナケイア号で、停泊中。集団感染による死者はすでに100人を超えた。
・同船は中国・上海を出港後、乗客1名が発熱。
・新横浜港入港後は医療チームが乗り込み隔離治療が行われている。
現在(2023年)流行しているコロナウイルスにとてもよく似ていますね。
コロナウイルスと言えば、2019年12月初旬、 中国の武漢市で第1例目の感染者が報告されてから、わずか数カ月ほどの間にパンデミックと言われる世界的な流行となりました。
ちなみにコロナ感染が判明したクルーズ船は「ダイヤモンド・プリンセス号」。
2020年1月20日に横浜港を出港したクルーズ船ダイヤモンド・プリンセス号の乗客で、1月25日に香港で下船した80代男性が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)に罹患していたことが2月1日確認された(1月19日咳発症)とされています。
地下4階で研究されていたハイドラウイルスってなに?
第9話で登場したハイドラウイルスについて詳しくは、こちらの
「大病院占拠|ハイドラウイルスってなに?由来や意味、感染条件など詳細情報まとめ」から⇩
ちなみにハイドラウイルスに感染した加賀大輝は院長にメールを送っています。
そこには自身が感染したことに加え、「二人と接触してしまいました」の文字。
接触した人がどんな人なのかは分からなかったはずですが、院長が3人を運び出し死因を隠蔽しました。
ちなみに加賀大輝の部屋は「816」号室。
山城琴音は「912」で、日向聡介は「901」で階も異なる中、院長はどうやって二人を見つけたのか…
ちょっと気になってしまいました。
愛する人の命か、1億2000万人の命か
ハイドラウイルスを打たれた知事と、自ら打った青鬼。
百鬼夜行チャンネルで、愛する人の命が多ければ青鬼の勝ち、1億2000万人多ければ知事の勝ち。ということで、どうやら多く表を獲得したほうが抗ウイルス薬を手に入れられるという展開でした。」
この投票は結果が出るんでしょうか…
この裏で武蔵三郎とSIS隊員による潜入、鬼退治作戦が進んでいます。
SIS隊員と武蔵三郎は、鬼たちの制圧に少しずつ成功し、地下4階にも到達。
青鬼と一緒にいた武蔵裕子もハイドラウイルスに感染していることは間違いないですよね。
発症してしまうと抗ウイルス薬も効かないということなので、最終的には青鬼の持っていた抗ウイルス薬は武蔵裕子に使用。
知事の抗ウイルス薬は安芸しおりが持っていて、青鬼と安芸さんは死んでしまうのでは…?というのが筆者の予想です。
まとめ
2023年3月18日の10話の放送で最終回を迎えるドラマ「大病院占拠」ですが、意外と1話で出てきたガソリンスタンド立てこもり事件については多くの疑問シーンを残しています。
また、ハイドラウイルスを打った知事と青鬼の運命や、潜入した武蔵三郎とSISの動向も気になるなど、最終回も怒涛の展開になりそうです。
最終回の放送も楽しみですね!!