2023年3月4日(土)ドラマ「大病院占拠」の第8話が放送されました。
第8話での最後には、百鬼夜行ちゃんねるの配信によって地下4階の存在が公開され、青鬼から病院の罪を明らかにするように指示されました。
病院の罪とP2計画との関係はなにか?
なぜ地下4階に繋がるエレベーターのパスワードが「トリケラトプス」だったのか、地下4階には何があるのか、考えてみました。
次回予告にあった「本当の黒幕」も気になります…
大病院占拠考察|病院の罪とは⁉
青鬼が明かしてくださいと言った「病院の罪」とは一体何なんでしょうか。
地下4階には何があるのでしょう…
赤いバイオハザードマークの意味
鬼たちが追い求めていた「例の場所」というのは、界星堂病院に隠されていた「地下4階」でした。
地下4階の扉にはバイオハザード(BIOHAZARD)の文字とマーク。
そしてその扉は赤くなっています。
実はバイオハザードマークというのは、色によってその感染性廃棄物の種類が変わってきます。
今回、大病院占拠に登場したのは赤。
地下4階に隠されているのは、感染性の廃棄物。
血液などの液状、泥状の廃棄物であることを示し、保管、収集時の容器は密閉性が高く、廃液などが漏洩しないものであると考えると、
可能性として考えられるのは、第1話に登場した船での大規模感染になりますね。
P2とは「プレミアム・パナケイア号」
第1話で、武蔵三郎が病院に入った際、さりげなく映っていたニュース。
そこには『新型ステルウイルス集団感染から3年、プレミアム・パナケイア号での対応について政府は適切であったと改めて提言』というニュースがありました。
「ステル」というのは、ドイツ語で「死亡・亡くなる」という意味です。
ホテルオシマは船の停まっていた港の近くにあり、
播磨院長も甲斐正美も感染症専門医。
このステルウイルスの大規模感染との関わりが深いことは明らかです…。
ここには、ステルウイルスに感染した人間の血液や体液が保存されているのではないでしょうか。
SNSで公開されていた次回予告の映像に、院長がホテルオシマから運び出した3人、加賀大輝、日向聡介、山城琴音のシーンがあったことから、
3人がこの地下4階で生きているのでは?という方もいました。
しかし、マークの意味からすると血液などの液体が密閉性の高い状態で保管されているとのことなので、3人が3年もずっとここで生活しているとは考えづらい。
また3人が生きているとなると食事等運ぶなどの作業が必要になってきます。
病院内のエレベーターで、それが日常的に行えるか…存在がバレる可能性も高まりますし、地下4階で生きている可能性は低そうです。
なのでこの3人の登場シーンは、ホテルオシマでの回想シーンである可能性が高いですね。
隠された事実とは何か…
隠された事実において、大隈事務長や長門知事、備前本部長が何度も言っているのが、1人の命ではなく、多くの命を救うということ。
パナケイア号で起きた集団感染において、1人の命ではなく、多くの人の命を救うために3人が殺されなければならなかったということでしょうか。
次回予告で登場した加賀大輝は具合が悪そうで、それに駆け寄っていった山城琴音と、日向聡介は、具合が悪そうには見えません。
加賀大輝から2人に、この後感染するということ?
感染した3人を殺したことで多くの人を救ったということでしょうか…
可能性として考えられるのは、
◯ステルウイルスが人為的に作られたウイルスだった説
このステルウイルスが人為的に作られたものだとすると、それも政府にとっては都合が悪そうです。
◯ステルウイルスは死に至るものではないとしていたにも関わらず死人が出てしまったのを隠したかった説
パナケイア号での集団感染は、当時内緒にされていて、秘密裏にホテルに隔離…しかし、他の宿泊者にも感染させてしまった、しかも感染者が死亡してしまった。
それだと責任問題を問われるからでしょうか…?
◯ステルウイルスに感染した人間に開発中のワクチンを投与、実験体に利用したが死亡したことで隠蔽した説
感染者に効くのか効果を確かめたくて治験に利用したら死亡してしまったとなれば、隠蔽したい内容になりますね。
一体知事たちが隠している事実とは一体何なのでしょうか…
なぜ地下4階のパスワードはトリケラトプスだったのか?
地下4階のパスワードは11文字。
パスワードを間違えてしまうと24時間入れなくなるということもあり、解除は難航していましたが、大隈事務長のメモから安芸さんがパスワードの「トリケラトプス」を見つけ出し、解除しました。
トリケラトプスのスペルは「Triceratops」
これがすんなり出てくる安芸さんも、入力を間違えずできた青鬼さんもスゴいですね…
なぜパスワードが「トリケラトプス」だったのか?
なんだか気になってしまいました。
ちなみにトリケラトプスというのは、白亜紀最後期の北米大陸に生息していた、角竜の代表格と呼べる恐竜のこと。
名前は「tri(3)+cerat(角)+opus(顔)」で「3本角を持つ顔」という意味なんだとか。
トリケラトプスが草食恐竜ということで、感染した人間が植物状態で保管されているのでは?という方がいました。
院長が本当の死を隠蔽した、加賀大輝、日向聡介、山城琴音の中で、1人だけ唯一行方不明とされ見つかっていない山城琴音さん。
山城琴音さん含め3人はなにかに感染、山城さんだけが行方不明なのは、その身体が冷凍され保管されているのではないかと筆者は考えています。
ガソリンスタンドで武蔵に撃たれたのは耕一の父親で、山城琴音の里親?
山城琴音については、第7話で里子に出されたという情報がありました。
そして、第1話にあったガソリンスタンド立てこもり事件。
第1話では、ガソリンスタンドに5人の客を人質を取り、立てこもったのは60代男性で、素性や立てこもった動機については分からないとされていました。
しかし、字幕付きで見てみると男性は「尾張」、女性は「直美」との表記が。
立てこもっている男性(尾張)がカッターナイフを女性(直美)の首に突きつけているシーンでは、SIS管理官の和泉さくら(ソニン)と武蔵の会話についつい意識がいってしまいがちですが、男性の会話に集中してみると、なんだか違和感を感じます。
男性(尾張):「言ってみろ!え⁉」
女性(直美):「知らないです!ホントに本当に知らないんです」
男性(尾張):「何があったんだ、言ってみろ!」
女性(直美):「知らないんです」「本当なんです…」
男性(尾張):「返してくれよ、返してくれよ、頼むから!」
女性(直美):「助けて!」
男性(床に座っている人質の1人):
「ふざけるな!」
男性(尾張):「いいのか!殺されてもいいのか⁉」
女性(直美):「助けてください!お願いします!」
どうやら立てこもり犯の尾張は、何かを奪われ、それを返せと言い、本当の事実を明らかにしたい様子でした。
第1話のガソリンスタンド事件に関する詳細はこちらから⇩
そして尾張の名前は「耕太郎」であることが既に分かっています。
青鬼の名前は「大和耕一」
耕太郎と耕一、似ていますね。
ちなみに公式HPで公開されていた英文も少しずつ完成してきました。
最初に武蔵に撃たれた人(尾張耕太郎)は青鬼の父親だった。になるでしょうか…
尾張は山城琴音の里親でもあり、返せと言っていたのは、山城琴音の命とその行方不明になっている身体?
青鬼は尾張耕太郎の息子で、赤鬼、黒鬼と山城琴音は、同じ里親のもとで育った、もしくは恋人関係など大切な存在…?
唯一行方不明の山城琴音は、もしかして病院の地下4階で冷凍保存とかされている…⁉
というのが、筆者の考察です。
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CGのシーンでは実は不思議なことがたくさん起こっています。
伏線シーン、気になるシーンも毎回たくさん生まれていますね。
大病院占拠考察|病院の罪とは⁉なぜ地下4階のパスワードはトリケラトプスだったのか?まとめ
毎回怒涛の展開で、気になるシーンも多い大病院占拠。
地下4階の存在が明らかになったことで、病院の罪に少しずつ近づいています。
地下4階には一体なにが隠されているのでしょうか。
来週の放送も楽しみですね!