2022年11月26日(土)、タレントの松本伊代さん(57)が、11月24日、TBS系バラエティー番組「オオカミ少年」(金曜午後7時)の収録中に腰を痛め、腰椎の圧迫骨折と診断され、3カ月程度の加療を要することが発表されました。
松本伊代さんといえば、昨年の2021年夏にも自宅で背骨を痛め、胸椎の圧迫骨折と診断されたことでも話題になりましたね。
骨折の多い松本伊代さん、大丈夫でしょうか…
今回は松本伊代さんの
・腰椎骨折の原因となった収録はどのようなものだったのか。
・2021年の胸椎骨折の原因や療養生活は?
・骨粗鬆症の可能性の有無は?
について調べました。
松本伊代がまた骨折した理由は骨粗鬆症が原因⁉
松本伊代さんがした圧迫骨折というのは、背骨(胸椎)が体重や衝撃によってつぶれてしまう骨折で、骨粗鬆症という骨の強度が低下する病気が元になっていることが多いようです。
松本伊代さんは骨粗鬆症なのか?
松本伊代さんが「骨粗鬆症」と診断を受けているのか、骨密度の測定をしているのかについては分かりませんでした。
しかし、2021年10月20日に骨粗鬆症の疾患啓発イベントに参加した際、伊代さんは簡易的な検査を行っています。
ほとんど自覚症状のない骨粗鬆症の1つのシグナルとして、若い頃と比較し、2cm以上の身長低下があげられているのですが、現在の身長を計測し、25歳当時の身長と比べるというのを、伊代さんは登壇しておこなったのです。
25歳当時は157cmあった身長ですが、現在は157.5cmだったということで、骨粗鬆症のシグナルの1つである身長低下は見られませんでした。
むしろ成長している…?
身長の低下は無かったのですが、このイベント内で主治医の先生に「ビタミンDを取ると良いと聞き、シイタケとかキノコ類を多く摂るようにしている」と明かしていたので、骨粗鬆症を防ぐために医師からもアドバイスをもらっているようですね。
松本伊代の腰椎骨折の原因は「オオカミ少年」収録中の落とし穴!
2022年11月24日、松本伊代さんが腰椎骨折した原因になったのは、TBS系バラエティー番組「オオカミ少年」内の企画「ソクオチ」の落とし穴でした。
オオカミ少年の「ソクオチ」ってなに?
「ソクオチ」とは、クイズの不正解者がMCを務める浜田雅功さんが押すボタンによって、スポンジ状のクッションで満たされた落とし穴に落とされるという、2022年9月30日の放送から始まった新企画です。
「ソクオチ」が放送されたのは過去に2回。
今回の収録は3回目だったということです。
松本伊代さんは、この「ソクオチ」の企画で不正解に伴い落下し、腰を痛め、病院で診察を受けた結果、腰椎の圧迫骨折と診断されました。
TBSは「怪我をされたことに対し、松本伊代さんをはじめ関係者の皆さまにお詫び申し上げます」と謝罪。
松本伊代さん自身も「ご心配おかけして申し訳ございません。今は治療に専念し、早く元気になれるよう頑張ります」とコメントを発表しています。
治癒には3ヶ月程度かかるとのことです。
松本伊代さんが骨折した企画「ソクオチ」の安全対策は十分だったのか?
「オオカミ少年」の収録中に腰椎を骨折した松本伊代さん。
腰椎骨折というのは、場合によっては下半身不随や、寝たきりになってしまう可能性もあり、1つ間違えれば大怪我というだけでは済まない話です。
TBSは2022年11月26日、同月24日行なった「ソクオチ」収録について、
今回も事前にシミュレーションを繰り返し行い、着地する場所にはウレタンを大量に敷き詰め衝撃を吸収するようなど安全対策に努めておりましたが、このような結果となり、大変申し訳なく思っております。
今後ど同様のことが起こらないよう、番組制作に際しての安全管理をさらに徹底してまいります。
と経緯などを説明しました。
このような落とし穴は今までも色々なところで使われたきたものであったと思います。
もちろん事前に安全確認をするそうですが、そのシミュレーションをするのは、運動部出身の若い男性が多いんだとか。
20代や30代が落ちるのと、57歳の伊代さんが落ちるのとは違う、落ちると分かっていて落ちるのと、急に落とされるのとでは状況が違うことであるのは分かるはず。
57歳という松本伊代さんを落とし穴に落としたことに対する批判や疑問の声が多く上がりました。
若く見えても57歳なのになんで落として大丈夫って思ったんだろう
高齢だし骨粗鬆症になってる可能性もあるのに制作者は無謀だなあという感想。
スタッフが何度も試していたとしても、それは年齢、環境、性別等に関して松本伊代さんと同じ状況ではなかったのではないかと推察されます。その事にまで考えが至っていなかったのではないかと大変気になる。
また昨年2021年の胸椎圧迫骨折のことも考慮してほしかったという声もありました。
番組の企画や、人選等、検討すべき事項は多く残されているのかもしれませんね。
松本伊代は過去にヨガで胸椎骨折をしていた
2022年11月24日「オオカミ少年」の収録中に腰椎骨折をした松本伊代さんですが、2021年7月には胸椎を圧迫骨折しています。
胸椎の骨折の原因は、自宅で行っていたヨガ。
当時の骨折について松本伊代さんは、
おうちで先生もいらしたんですけど、ヨガというかストレッチみたいなのをやってまして。それでポーズが無理なポーズ。でグイっていう感じになっちゃって…
と、2022年5月25日に放送された、テレビ朝日系「徹子の部屋」にゲスト出演した際、無理なヨガ(ストレッチ)のポーズをしたことで圧迫骨折したこと明かしました。
また当時整形外科に行き、胸椎の圧迫骨折と診断された際、ヒロミは入院を勧めたというものの、コロナ下で病院も見つからず、「結局家で1カ月ぐらい安静にということで。ずっと寝てました」とほぼ寝たきり生活だったとのことで、その間、夫:ヒロミさんの献身的な看病があったことについて語りました。
松本伊代の骨折療養を支えた夫ヒロミの介護
2021年7月に胸骨圧迫骨折した伊代さんですが、 「徹子の部屋」で、療養中の生活についても語っていました。
凄くヒロミさんが介護してくれて。
シャワーとかもなかなか一人では髪も洗えなかったので、一緒に髪の毛洗ってくれたりとか。着替えたりする動作もできなかったので、ヒロミさんにパンツを履かせてもらったりとか。本当にお世話になりました。
着替えや、洗髪など日常生活のほとんどをヒロミさんに手伝ってもらい、献身的に介護してもらったと振り返りました。
しかし、だんだんとヒロミさんに対して「あれもして、これもして」というようになったことで、だんだん放棄されるようになったという伊代さん。
「だんだんわがままになってきたなぁ」みたいに言われて…と苦笑していました。
長男で俳優の小園凌央と、次男の2人の子供も協力的だったということで、
凄く優しくていろいろお料理作ってくれたりとか、カルシウムの“これ骨に良さそうだから買って来て”って言ったら買って来てくれたりとか、買い物してくれたりとかそういうことはしてくれました
と明かしました。
「起き上がる時が痛くて、起き上がっちゃえば痛くなくて動けるんですよ。起き上がったり寝たりするときが一番恐怖」と骨折の痛みへの恐怖もあったようですが、ご家族の協力もあり、ゆっくり療養に専念できた毎日だったようです。
ヒロミの明かした松本伊代の看病中ショックだった出来事
ヒロミさんは2021年10月12日放送の『踊る!さんま御殿!!』(日本テレビ系)に出演。
妻:松本伊代さんの看病中ショックだった出来事を明かしました。
ヒロミさんの献身的な看病の甲斐あって約2ヵ月後、普通に歩けるようになったという伊代さん。
しかし、コンビニなどに買い物を一緒にしに行った際、伊代さんはヒロミさんに「まだ重いものは持てない」との訴えたそうです。
さらに買い物以外でも、「パパ、これ取って」と言われては、ヒロミさんが代わりに持ってあげていました。
その後、伊代さんの友達が「快気祝い」を携えて来訪した際。
『これすいません、快気祝いで』と、少し大きめの箱でオレンジのエルメスを持って来てくれたそうなのですが、伊代さんは何にも持てないはずなのに『嬉しい!』軽々と持ち上げ受け取ったんだとか。
この姿を見たヒロミさんは「俺、ものすごいショックだった」と振り返り、当時「えっ持てんの?」と思わず聞いてしまったそう。
これに伊代は「エルメスは持てるんです」と答えていたと笑っていたと言います。
伊代さん、胸椎骨折をいいことにヒロミさんに甘えまくっていたみたいですね。
松本伊代の腰椎骨折・胸椎骨折の原因と骨粗鬆症の可能性まとめ
骨折のニュースが続いた松本伊代さん。
2021年7月の胸椎骨折の原因は、自宅で行っていたヨガで、今回2022年11月24日の腰椎骨折は、「オオカミ少年」の「ソクオチ」の際の落とし穴に落ちたことが原因でした。
胸椎骨折の際は入院せず、自宅でヒロミさんや息子さんたちの協力を経て、ほぼ寝たきり生活を1カ月送ったということですが、腰椎骨折には3ヶ月の療養が必要。
今回伊代さんが入院しているのか、自宅療養されているのかは分かりませんが、大怪我であることは間違いありません。
57歳の伊代さんを落とすのはどうだったのか、シミュレーションはより実際に近い状態で行われていたのか、番組側の安全対策も改めて考え直す必要があるのかもしれません。
伊代さんが後遺症等なく、元気に回復してくださるのを祈るばかりです…